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明けましておめでとうございます。新春を寿ぎ皆様にとって素晴らしい一年になりますように心よりお祈り申し上げます。 | 広島安全施設業協同組合

令和二年 ごあいさつ

広島安全施設業協同組合 理事長 宮川裕正

令和2年1月1日

 皆さま、明けましておめでとうございます。令和で最初の新春をお迎えされたこと、謹んでお慶び申し上げます。令和の今年こそ皆さまにとって素晴らしい一年になりますよう、衷心よりお祈り申し上げます。
 平素、災害復旧事業など大変お忙しいなか、多くの関係先の皆様方には、大変お世話になりました。組合員を代表し心よりお礼申し上げます。

−災害列島日本を考える−

 昨年は、平成から令和に御代替わりで厄が払われ、穏やかな年になると思っておりましたが、残念なことに9月、10月と立て続けに上陸した「大型台風15号・19号」は、東日本を中心に猛威を振るい、未曽有の大災害となって多くの犠牲者を生じています。
 こうした万斛の大災害の繰返しに、暗澹たる気持ちで一杯です。また、昨年の11月には、7年ぶり、被災見舞いで「福島県安全施設業協同組合」を訪問させていただきました。平成23年3月11日「東日本大震災」による大津波で、沿岸沿いの市町は、壊滅的な無残な姿を晒し、そして、二次災害ともいえる「福島第一原発」の大爆発により、壊滅汚染され阿鼻叫喚の県土の復旧・復興に忙殺される丁度1年後、ご迷惑とは存じましたが、お見舞いを兼ね、大勢の組合員を伴い「福島震災復興研修旅行」に行かせていただいたご縁もあり、以降「福島県安全施設業協同組合」とは、大変懇意にさせて頂いています。現地では、広島の豪雨災害時と同様、被った甚大な被害の中、何人かの組合員のご自宅も壊滅的な被害を受けるなど、大変痛ましい状況となっていました。

 屡々生命を脅かす甚大な被害を生じるのは、災害列島日本の歴史を合理的に学んでいないのではないか?避難対策等の仕組みに問題があるのではないか?と思わざる得ないなど、心憂しが一層募ります。
 昨年も災害にまつわる文章を上げているので忸怩たる思いで一杯です。特に地震と違って台風などの暴風雨災害は、最新の気象衛星等により、進路や風雨による危険度は、ある程度正確に予測、予報も行われています。当然、防災対策としてコンクリート構造物等によるハード整備は必要ですが、最も不足していると思われるのは、レスポンシビリティを明確にした多元的な避難行動の仕組みと、合理的な避難知識の基本教育です。
 多くの尊い命が直接関わることなのに、現状の避難対策は一元的で合理性に欠けているように感じています。
たまたま、今回の台風被災時の避難状況を東京都民の方にお聞きすると、一斉避難により、多くの方が避難場所から溢れる状況があり、避難指示事態が危険だと思われたそうです。ある意味、法律等に従い、安全を求め、一律に行動する事により、矛盾した危険な状況も生まれています。
 災害時に被害が拡大する一番大きな要因は、住民の自己責任で判断し行動する才幹の不足と、コミュニティ(昔でいう隣組制度)による横の支え合い意識の崩壊だとおもんばかられます。まさに明日の命より今日のプライバシーが肝要な時代とも言えます。

 「なにごとも隗より始めよ」です。広島県が先ず全国一の防災教育推進対策を示し、緊急時には、自立した判断と行動が出来る個人を育て、隣近所が助け支え合うことが極当たり前の、新しいコミュニティ形成の構想を進めて頂くよう望みます。希望に満ちた明るい日本の未来と、発展する安全・安心な広島を子どもたちに残していくためにも、何とぞよろしくお願い致します。

ー土砂災害注意喚起標識の設置活動ー

 昨年の年頭にお伝えした「防災ハザードマップ標識」の提案は、広報並びに組合ホームページに掲載した内容で無事完成致しました。大変ありがとうございます。この「ハザードマップ標識」により、災害時に適切な避難行動の取れる子どもが、一人でも多く育つと共に、地域防災力向上の一助になればと願っております。
 今回の「プロジェクト事業」は、多くの関係者の方々の暖かいご支援と協力があって実現致しました。広島県砂防課さま、危機管理課さま、広島市危機管理室さま、広島市安佐南区役所さま、広島市緑井小学校さま、緑井まちづくり(株)さま、フジグラン緑井さま、天満屋緑井店さま、コジマ&ビックカメラ広島インター緑井店さま、緑井学区社会福祉協議会さま、とりまとめ頂いた市議会議員の海徳裕志さまなど、ご協力を頂いた多くの方々に深甚なる敬意と感謝を申し上げます。

ー安全で、豊かな社会の実現ー

 国だけでなく、甚大な被害を被った平成26年8月の「広島土砂災害」以降、広島県や広島市では、安全への取組みを一層強力に進めています。安全が確保された社会でなければ、決して繁栄は望めません。また、豊かな社会でなければ、安全への投資もかないません。車の両輪である目的は、個人の生活や政治の目的でもあると考えています。
 残念ですが「アベノミクス」の公約であるインフレターゲット2%以上の目標は「日銀の量的緩和」や「マイナス金利政策」だけでは、6年間掛かっても未だに達成できていません。更に、目的の「デフレ脱却」や「富の拡大」は、推して知るべしです。
 明治政府は「殖産興業」・「富国強兵」・「文明開化」と言う3本の矢により、日本の近代化と言う画期的な目的を達成しましたが、平成の政府は真逆な政策を進めてきた様にも思われ、国が主導する増税や緊縮財政では、間違いなく不況を生み、行財政の悪化サイクルを生じさせています。
 社会の安全・安心を実現するためには、豊かな財政(財源)が必要です。政治は国民の責任選択の結果です。自分や自分の子どもたちの安全・安心が保てない社会を変えていかなければなりません。災害から尊い命を守る、これは防災教育の基本中の基本であり、賢くしっかり判断できる力量を備える。これを目標として一人一人が真摯に取組めば、日本は、まだまだ良くなると思っております。

 私たちは、小さな専門業種の団体です。道路標示や標識、防護柵など、交通事故や災害から尊い命を守るを理念に据え、日々仕事を行っていますが、仕事量は、国や自治体の財政事情に絶えず影響され、バブル経済崩壊以降、本来必要な施設整備や更新など、物事が順調に進んでいないことも良く理解しています。
これからも、懸念される自然災害や交通事故がゼロになることは決して有りません。国民の安全・安心の確保は、計画的に中長期のスタンスで、先回りして取組まなければ、決して良い効果を上げることは叶わないものと考えております。
当団体として、微力では有りますが、組合員一同、一致協力して日本と地域の安全と発展のために、出来ることから着実に取組んでいくことをお誓いし、言葉足らずでは御座いますが、新年のご挨拶とさせて頂きます。

 
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