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2025年1月1日 広島市道路交通局長 戸田祐二 | 広島安全施設業協同組合

新年のごあいさつ

2025年1月1日

広島市道路交通局長 戸田祐二
広島市道路交通局長
戸田祐二
 令和7年の年頭に当たり、謹んでお慶び申し上げます。
広島安全施設業協同組合の皆様には、平素より本市の道路行政の推進に、格別の御支援、御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、本市では、これまでに交通安全対策の推進を総合的かつ計画的に図るため、
11次にわたり交通安全計画を作成し、関係機関・団体等と一体となって強力に実施してきました。こうした取組により、本市の令和5年の交通事故件数は、ピーク時である昭和45年の9,990件から2,118件と、約5分の1にまで減少するなど、着実に成果が見られているところです。そうした中で、コロナ禍となった令和2年度以降は、事故件数、負傷者数ともに横ばいの状態となっており、また、昨年11月、安佐南区の県道のループ橋で発生した事故ではお二人の尊い命が失われるなど、重大事故も相変わらず発生しています。
 近年は高齢者による交通死亡事故の割合が高くなっており、その防止対策にも引き続き力を入れていく必要があり、さらには全国的に児童や保育園児を巻き込む痛ましい交通事故は未だ後を絶たず、次代を担う子供のかけがえのない命を社会全体で交通事故から守る観点での道路交通環境の改善も極めて重要になっています。
 本市では、こうした状況を踏まえ、生活道路や通学路における歩道整備等、歩行者の視点に立った「人優先」の交通安全対策に取り組んでおり、その一つとして、高齢者が安心して外出し、安全に移動できる交通社会を形成することが重要であるとの考えのもと、参加・体験・実践型の交通安全教育等を推進しています。また、安全・安心な通行空間の創出に大きな効果のある「ゾーン30プラス」の整備を地域、警察と連携して進めており、現在、整備中の地区を含めこれまでに3地区で実施してきたところです。今後は、他地区への展開を視野に、これらの取組事例やその効果を広く市民に発信する広報活動を行うなど、ハード・ソフト両面から継続的に安全対策に取り組んでまいる所存です。
 最後になりましたが、組合員の皆様には日頃から、交通安全施設の整備をはじめ労働災害パトロールや交通安全運動など、多方面にわたって市民の安全・安心の確保に御尽力いただいています。引き続き、本市行政の御支援・御協力を賜りますよう、お願い申し上げるとともに、広島安全施設協同組合のますますの御発展と、組合員の皆様の御健勝を祈念いたしまして、年頭の御挨拶とさせていただきます。 

 
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