令和8年の年頭にあたり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
広島安全施設業協同組合の皆様には、平素から広島県の土木建築行政の推進に対し、御支援、御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、本県では、令和3年度の通学路の合同点検に基づく対策必要箇所において、国の「交通安全対策補助制度」等を積極的に活用し、必要な予算の確保に努めるとともに、早期完成に向け、歩道設置等を進めております。
また、抜本的な対策の完了までに時間を要する箇所については、地域の交通安全を早期に確保する観点から、カラー舗装や外側線の引き直しなどの、暫定的な対策を実施しているところです。
県内の市町における生活道路の取組では、警察が行う最高速度30��/hの区域規制と道路管理者が実施するスムーズ横断歩道や狭さくなどの物理的デバイスの適切な組み合わせにより交通安全の向上を図ろうとする区域を「ゾーン30プラス」として設定し、生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備の更なる推進が期待されているところです。
これまでに、福山市において、スムーズ横断歩道やシケインなどの速度抑制対策により、平均速度の低下や通過交通の減少、事故件数の減少などの効果が確認されました。また廿日市市では、昨年度実施した仮設ハンプ設置の社会実験を踏まえ、今後、本設置を予定しており、その他の市町においても、物理的デバイスの設置等の検討が進められております。
本県としましては、引き続き、安全・安心な道路を目指して、市町や県警、学校などと連携しながら取り組むとともに、令和2年度に策定した「広島デジフラ構想」に基づき、土木分野におけるDXの推進にも取り組んでまいります。主要構造物におけるCIM導入や土木工事におけるICT活用などに加え、交通安全分野においても、AI解析による区画線の剥離状況の把握など、効率的な区画線更新に向けて検討してまいります。
最後になりましたが、組合員の皆様には、日頃より多方面にわたり県民の安全・安心の確保に御尽力いただいております。今後とも変わらぬ御支援・御協力を賜りますよう、お願い申し上げるとともに、広島安全施設業協同組合の益々の御発展、並びに、組合員の皆様の御健勝、御多幸を祈念いたしまして、新年の御挨拶といたします。